はじめてご利用の方へ(スタートアップガイド)_アカウントの作成

簡易サーバ設定を済ませた後に使用するアカウントを作成し、それに関連した設定を行う手順です。 簡易サーバ設定がお済みでない場合は先にサーバ設定のページに書かれている手順に従って設定を行ってください。

SSHの設定・ログイン

実際にご利用頂くためにはサーバ設定のほかに、WebのコンテンツをアップロードするWeb用アカウントや メールを送受信するためのメール用アカウントを作成する必要があります。 アカウントを作成するための準備として、SSHの設定を行ってサーバーにログインして下さい。

  1. ログイン方法のページに書かれている手順に従ってコントロールパネルにログインします。
  2. 「初期設定」メニューから「sshdのアクセス制限」を選択します。 入力欄にお客様がコントロールパネルに接続している時のアクセス元IPアドレスが表示されますので、そのまま変更せずに「アクセス制限」ボタンをクリックして下さい。 確認の画面が表示されますので、「実行」ボタンをクリックして下さい。

    ブラウザにプロキシサーバを使用する設定を行っている場合など、 お客様の環境によってはコントロールパネルで認識されるIPアドレスとSSHでサーバに接続する時のアクセス元IPアドレスが異なる場合がございます。 その場合はアクセス元となるIPアドレスをご確認頂いた上で入力欄の内容をそのIPアドレスに書き換えて下さい。

    アクセス元のIPアドレスが分からない場合はご利用のネットワーク環境(社内ネットワーク・プロバイダ等)の管理者様にお問い合わせ下さい。

  3. SSHによるサーバ管理 - 接続方法に書かれている手順に従い、 rootアカウントを使用してSSHでサーバにログインして下さい。
    (最後に書かれているlogoutコマンドの実行は行わず、その手前の手順まで進めてください。)

以上でSSHの設定・ログインは完了です。Webをご利用になるお客様はWeb用アカウントの作成、メールをご利用になるお客様はメール用アカウントの作成に進んで下さい。

Web用アカウントの作成

  1. rootアカウントでログインした状態で「useradd (Web用アカウント名)」コマンドを実行して下さい。アカウントの名前は英数字で任意の名前を指定して下さい。

    たとえば、「webuser」というWeb用アカウントを作成したい場合は以下のコマンドを入力します。

    [root@localhost ~]# useradd webuser
  2. 作成したWeb用アカウントのパスワードを設定します。パスワードの設定は「passwd (Web用アカウント名)」コマンドで行うことが出来ます。

    たとえば、作成したWeb用アカウントの名前が「webuser」の場合は以下のコマンドを入力します。コマンドを入力すると設定するパスワードを入力するプロンプトが表示されますので、設定したいパスワードを入力してEnterを押す操作を2回繰り返してください。

    [root@localhost ~]# passwd webuser
    Changing password for user webuser.
    New UNIX password:(設定するパスワードを入力)
    Retype new UNIX password:(同じパスワードをもう一度入力)
    passwd: all authentication tokens updated successfully.
  3. Webのコンテンツ用ディレクトリにファイルをアップロードできるようにするため、「chown (Web用アカウント名) /var/www/html」コマンドを実行して下さい。たとえば、「webuser」というアカウントをWeb用アカウントとして使う場合は以下のコマンドを入力します。

    [root@localhost ~]# chown webuser /var/www/html

    以上でWeb用アカウントの作成は完了です。コンテンツのアップロード・ブラウズの方法はWebサーバの構築 - 接続方法のページをご覧下さい。
    ホームページのアドレスは http://(ドメイン名)/ と http://www.(ドメイン名)/ のどちらでもアクセス出来ます。

メール用アカウントの作成

「info」や「support」などいくつかのアカウント名はエイリアス設定が行われているため、 エイリアス設定を解除しなければメール用アカウントとして使用することが出来ません。 はじめにエイリアス設定の項目をご覧いただき、 使用したいアカウント名のエイリアス設定が行われている場合はエイリアス設定を解除してください。
  1. rootアカウントでログインした状態で「useradd (メール用アカウント名)」コマンドを実行して下さい。アカウントの名前は英数字で任意の名前を指定して下さい。

    たとえば、「mailuser1」というメール用アカウントを作成したい場合は以下のコマンドを入力します。

    [root@localhost ~]# useradd mailuser1
  2. 作成したメール用アカウントのパスワードを設定します。パスワードの設定は「passwd (メール用アカウント名)」コマンドで行うことが出来ます。

    たとえば、作成したメール用アカウントの名前が「mailuser1」の場合は以下のコマンドを入力します。コマンドを入力すると設定するパスワードを入力するプロンプトが表示されますので、設定したいパスワードを入力してEnterを押す操作を2回繰り返してください。

    [root@localhost ~]# passwd mailuser1
    Changing password for user mailuser1.
    New UNIX password:(設定するパスワードを入力)
    Retype new UNIX password:(同じパスワードをもう一度入力)
    passwd: all authentication tokens updated successfully.
  3. CRAM-MD5方式でもSMTP認証の認証を行うことが出来るようにするために「saslpasswd2 -u (ドメイン名) (メール用アカウント名)」コマンドを実行して下さい。

    たとえばお客様のドメイン名が「example.com」で、「mailuser1」というメール用アカウントを作成した場合は以下のコマンドを実行します。

    [root@localhost ~]# saslpasswd2 -u example.com mailuser1
    Password:(mailuser1のCRAM-MD5用パスワード)
    Again (for verification):(mailuser1のCRAM-MD5用パスワード)
    先ほど設定したパスワードとは別の内容を設定することも出来ますが、よく分からない場合は同じパスワードを設定しておけば差し支えありません。

    複数のメール用アカウントを作成したい場合は、ここまでの手順を繰り返してアカウントを作成してください。
    最後に、作成した認証用アカウントの情報をpostfixが参照できるように、以下のコマンドを実行します。

    [root@localhost ~]# chown postfix /etc/sasldb2

    以上でメール用アカウントの作成は完了です。メールの送受信の方法はメールサーバの構築 - 接続方法のページをご覧下さい。