アプリケーションのインストール_EC-CUBE2インストール手順

1.設定内容

EC-CUBEは株式会社ロックオンの提供するソフトウェアです。
ここでは株式会社ロックオンから提供されているEC-CUBEバージョン2系のパッケージをご利用される前提で、基本的な設置手順を掲載しております。
EC-CUBEのご利用方法、カスタマイズ、インテグレート等のサポートは承っておりません。
ご不明な点はEC-CUBEマニュアルサイトなどをご参照ください。

*株式会社ロックオンのEC-CUBEに関するページ
マニュアルサイト
http://wiki.ec-cube.net/

開発コミュニティ
http://xoops.ec-cube.net/

EC-CUBEのカスタマイズができる制作会社
http://www.ec-cube.net/integrate/partner/index.php

SuitePROV2へのEC-CUBEバージョン2系のインストール手順につきましては、本マニュアルをご参照下さい。

<動作確認環境>
SuitePROV2サービスにてCentOS5をインストールした環境にて動作を確認しております。

OS:CentOS5.3
ソフトウエア:

  • httpd-2.2(WEBサーバ)
  • php-5.1
  • postfix-2.3(メールサーバ)
  • mysql-5.0.45(データベース)
  • bind-9.3.4(ネームサーバ)

※ネームサーバをSuitePROV2にて運用される場合必要となります。

以下、インストール時に必要となるソフトウエアです。

  • ssh
  • ftp

上記ソフトウエアにつきましては、SuitePROV2 CentOS5環境に全てプレインストールされておりますので個別にインストールをおこなう必要はございません。

<ファイル設置場所、URLについて>
本手順ではドキュメントルートを/var/www/htmlとしています。

ファイル設置場所
/var/www/html
/var/www/data (web非公開領域)

URL
http(https)://お客さまドメイン又はIPアドレス/admin/ (管理画面)
http(https)://お客さまドメイン又はIPアドレス/ (フロント画面)

()内はSSL利用の場合です。httpsのドキュメントルートも同じ領域に設定しています。

初期状態では自己署名の証明書がインストールされております。SSLをご利用の場合は、お客さまにて認証局から証明書を取得し、インストールくださいますようお願い致します。

2.環境設定

EC-CUBEをご利用いただく上で必要となるサービスApache(WEBサーバ)postfix(メールサーバ)や インストール過程で必要となるサービス(SSH、FTP)の設定を行います。

2つの設定方法がございます。
どちらかの方法でサーバ設定を行ってください。

  • 簡易サーバ設定
    ブラウザで操作(WEB/メール/FTP/DNS)設定を一度に行います。
    初めての設定の際にお勧めです。
    各サービスの設定が上書きされますのでご注意下さい。
  • コマンド設定
    SSHでサーバにログインし、各サービスの設定をコマンドで行います。
    既に一部のサービスの設定がお済の場合はこちらの設定をご利用ください。

簡易サーバ設定手順

コントロールパネルから” 簡易サーバ設定(CentOS5)”を行うことで簡単に実行できます。

簡易サーバ設定(CentOS5)とはネームサーバ・Webサーバ・メールサーバ等の基本的な設定をコントロールパネルの 画面から簡単な操作で行うことができる機能です。
詳細につきましては、 こちら をご覧下さい。

コマンド設定手順

各サービス個別の設定が行えます。

各ソフトウエアで必要となる設定がございます。詳細につきましては、以下リンク先のオンラインマニュアルをご参照下さい。
既に設定が完了している項目については、再設定は必要ありません。

  • Apache(WEBサーバ)
    ・ドメイン名の設定
    ・サービスの起動

  • Postfix(メールサーバ)
    ・ドメイン名の設定
    ・SMTP認証の設定
    ・利用インタフェースをallに設定
    ・サービスの起動

  • bind(ネームサーバ)
    ※ネームサーバをご利用のサーバで運用される場合のみ
    ・ゾーン登録
    ・セカンダリ申請
    セカンダリ申請につきましては こちら をご参照ください。

  • 以下インストール作業をおこなう上で必要となる設定です。

  • ssh
    ・SSHのアクセス制御
    ・サービスの起動
  • vsftpd
    ・アスキーモードの転送を有効化
    ・anonymousユーザを無効化
    ・サービスの起動

3.MySQLの設定

MySQLでは事前に以下の設定が必要となります。

  • サービスの起動
  • データベースの作成
  • ユーザの作成

設定方法は、オンラインマニュアル 「MySQLの設定」 をご参照下さい。。

4.インストールファイルの取得、アップロード、展開

  1. EC-CUBEの最新バージョンのパッケージ(zipファイル) をお客さまのパソコンへダウンロードします。
    ECCUBEオフィシャルサイト
  2. ファイルのアップロード
    FTPで任意のディレクトリに取得したパッケージをそのまま設置します。
    FTPについて
    ※初期状態ではrootアカウントはFTPの利用を許可されていません。
    アップロードを行う際は事前にユーザの作成が必要となります。
    ユーザの作成は "SSHによるサーバ管理~ユーザーアカウントの管理" をご参照ください。

    尚、FTP以外の方法ではSCPの利用や、SSHでサーバにログインし、以下のwgetコマンドでサーバに直接ダウンロードを行うことも可能です。

    # wget http://downloads.ec-cube.net/src/eccube-2.4.1.tar.gz

    ※バージョンアップが行われた場合は末尾の数字も変わります。
    現在のバージョンについてはこちらでご確認下さい。
    EC-CUBEオフィシャルサイト をご参照下さい。
  3. ファイルの展開
    1. サーバにSSHで接続し、rootアカウントを使用してログインします。
    2. ファイルを設置したディレクトリに移動します。
    3. tar.gzファイルを展開します。
      eccube-(バージョン番号)」ファルダ内に「data」と「html」が生成されます。
      /var/www/の下にdataとhtmlディレクトリを移動します。
      ※ファイル名やディレクトリ名はバージョンにより異なります。
      該当のバージョンに読み換えてご対応下さい。
      # tar zxvf eccube-2.4.1.tar.gz
      # cd eccube-2.4.1
    4. eccube-(バージョン番号)」ファルダ内に「data」と「html」が生成されます。
      /var/www/の下にdataとhtmlディレクトリを移動します。
      # mv data/ /var/www/.
      # mv html/ /var/www/.
      ※本マニュアルではドキュメントルートを/var/www/htmlとしています。

5.ファイルのパーミッション変更

ディレクトリのパーミッションを以下のように変更します。

# chmod -R 777 /var/www/data/cache/		
# chmod -R 777 /var/www/html/install/temp		
# chmod 666 /var/www/data/install.php		
# chmod -R 777 /var/www/html/user_data/	
# chmod -R 777 /var/www/html/upload/		
# chmod -R 777 /var/www/data/class		
# chmod -R 777 /var/www/data/Smarty/		
# chmod -R 777 /var/www/data/downloads/	
# chmod -R 777 /var/www/data/upload/csv

6.インストール開始

  1. http://(お客さまドメイン、若しくはIPアドレス)/install/へアクセスします。
    EC-CUBEの流れに沿ってインストールを行います。
  2. アクセス権限のチェック
    アクセス権の確認が行われます。"次へ進む"をクリックして下さい。
  3. 必要なファイルのコピー
    ファイルのコピーが行われます。"次へ進む"をクリックして下さい。
  4. ECサイトの設定
    サイトの情報を入力します。
    ※管理画面にログインする際に必要となりますので、紛失されませんようお気をつけ下さい。
    ECサイトの設定
    店名         : 任意の店名
    管理者メールアドレス : 任意のメールアドレス
    管理者ログインID   : 任意(管理画面にログインするID)
    管理者パスワード   : 任意(管理画面にログインするPWD)

    WEBサーバの設定
    HTMLパス :/var/www/html
            ※ 変更の必要はありません。
    URL      :http://お客さまドメイン/
    URL(セキュア):https://お客さまドメイン/
  5. データベースの設定
    お客さまデーターベースの情報を入力します。
    入力したデータベースの情報に誤りがったり,MySQLサービスが動作していない場合はエラーになります。
    DBの種類 :MySQL
    DBサーバ :127.0.0.1(又はlocalhost)
    ポート  :(入力不要)
    DB名   : 作成したDB名
    DBユーザ :DBユーザ名
    DBパスワード:DBパスワード

    尚、オンラインマニュアル ~MySQLの設定に沿って、データベースを作成された場合、DBユーザ名はdbuser、DB名はdata1になります。
  6. データーベースの初期化

    データベースの初期化が行われます。"次に進む"をクリックします。
    ※DB内にテーブルが既に存在していた場合、削除されますのでご注意下さい。
  7. データベース初期化確認画面
    データベースの初期化が成功しました。"次に進む"をクリックします。
  8. サイト情報について
    表示されている情報の情報提供確認画面となります。
    情報提供にて問題なければ"はい"を選択し、"次へ進む"をクリックします。
  9. インストール完了
    EC-CUBEのインストールが完了しました。

7.インストール後の作業

  1. 不要ファイルの削除
    1. サーバにSSHで接続し、rootアカウントを使用してログインします。
    2. /var/www/html/install/index.phpファイルを削除します。
    # rm /var/www/html/install/index.php
  2. パラメータの変更
    1. 管理画面へログインします
      管理画面 http://お客さまドメイン(又はIPアドレス)/admin/
    2. 以下の設定を変更します。
       システム設定>パラメータ設定の画面を開きます。
  3. メール設定変更
    以下2箇所の項目の設定変更を行います。

    ・MAIL_BACKEND  →"mail"
    ・SMTP_HOST  →"(お客さまのIPアドレス)"

    以上でインストールは完了です。

    http(https)://お客さまドメイン又はIPアドレス/
    にアクセスを行い、ページが表示されることをご確認ください。