追加ディスクマウント(CentOS7)

CentOS7環境において、新規作成したディスクをマウントする場合の手順についてご案内いたします。
本手順はコントロールパネル側でディスクの割り当てが終わった後のOS側の作業です。

新規に追加作成したデータディスクのマウント

新規作成したディスクを使用するには、コントロールパネルでスロットに割り当てた後、OS側でパーティションとファイルシステムの作成、マウントの作業が必要となります。この作業はディスク毎に行います。

  1. ディスクのシリアル番号の確認
  2. /sys/block/配下の各「vd*」ディレクトリ以下のserialファイルの内容を確認し、コントロールパネル側で割り当てたディスクのシリアルと一致しているデバイス名を確認します。

    (例)以下の場合はslot1のディスク(シリアル:150512174703)がOS上ではvdbとして認識されていることが確認できます。

    ・OS側で確認できるディスクのシリアル150512174703(vdb)

    # cat /sys/block/vdb/serial  
    150512174703

    ・コントロールパネルで確認できるディスクのシリアル150512174703(slot1)

    ディスクの追加
  3. ディスクのパーティション確認
  4. [parted –l]を実行し、新しく追加されたディスクvd*にパーティションが未作成であることを確認します。
    (例:以下の場合・・・vdbパーティションなし、vdcパーティションあり)

    # parted -l
                
    ~~~
    
    Error: /dev/vdb: unrecognised disk label    ↓ここからvdbの情報
    
    Model: Virtio Block Device (virtblk) 
                                         
    Disk /dev/vdb: 107GB
    
    Sector size (logical/physical): 512B/512B
    
    Partition Table: unknown                 ←vdbはパーティションテーブル情報がない
    
    Disk Flags:
    
    
    Model: Virtio Block Device (virtblk)       ↓ここからvdcの情報
    
    Disk /dev/vdc: 107GB
    
    Sector size (logical/physical): 512B/512B
    
    Partition Table: gpt                     ←↓パーティションテーブル情報がある 
        
    Disk Flags: 
    
    
    Number  Start   End    Size   File system  Name  Flags
    
     1      1049kB  107GB  107GB  xfs
  5. パーティション作成
  6. パーティションを作成します。
    次のコマンドを実行し、パーティションを作成します
    # parted /dev/[ディスク名]

    例)/dev/vdbの場合

    # parted /dev/vdb
                 
    GNU Parted 3.1
    
    Using /dev/vdc
    
    Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands.
    
    (parted) mklabel  gpt ←ラベルタイプgptでラベル作成 
                                         
    (parted) mkpart       ←パーティションの作成
                                                 
    Partition name?  []?   ←何も入力しない
                                                    
    File system type?  [ext2]? xfs
                                                
    Start? 0%              ←0%と入力
                                                       
    End? 100%           ←100%と入力
                                              
    (parted) print           ←print と入力。設定内容を確認する 
                                   
    Model: Virtio Block Device (virtblk)
    
    Disk /dev/vdb 107GB
    
    Sector size (logical/physical): 512B/512B
    
    Partition Table: gpt
    
    Disk Flags:
     
    
    Number  Start   End    Size   File system  Name  Flags
    
     1      1049kB  107GB  107GB ←新しくパーティションが作成
     
    (parted) quit    ←quitで終了
                                                            
    Information: You may need to update /etc/fstab.
  7. 追加したディスクおよびパーティション確認
  8. /proc/partitionsで正しく認識されているか確認します。
    (例)/dev/vdbの場合、/dev/vdb1のように最後に数字つくものが作成されたパーティションです
    ※認識されない場合、サーバーの再起動をお試しください。

    # cat /proc/partitions
                
    major minor  #blocks  name
    
     252        0  104857600 vda
     
     252        1     512000 vda1
     
     252        2  104344576 vda2
     
     252       16  209715200 vdb
     
     252       17  104857600 vdb1 ←作成されたパーティション
  9. ファイルシステム作成
  10. 次のコマンドを実行し、ファイルシステムを作成します(xfsフォーマットの場合)
    # mkfs.xfs /dev/[ディスク名]
    (例)/dev/vdb1の場合

    # mkfs.xfs /dev/vdb1

    ファイルシステムが作成完了するまで、しばらくお待ちください。
    実行結果が表示され、コマンド入力が可能になれ処理は完了しています。

    meta-data=/dev/vdb1              isize=256    agcount=4, agsize=6553472 blks
                
         ~省略~
         
    realtime =none                   extsz=4096   blocks=0, rtextents=0
  11. マウントの実行
  12. マウントポイントを作成します。
     # mkdir /[マウントするディレクトリ名(任意)]
     # mount /dev/[ディスク名] /[マウントするディレクトリ名]/
    (例) ディスク「/dev/vdb1」 をマウントポイント「data_disk」にマウントする場合

    # mkdir /data_disk
    # mount /dev/vdb1 /data_disk

    マウント状況を確認します。追加したディスクおよびパーティションが表示されていれば完了です。

    # df -hT
    
    Filesystem              Type      Size  Used Avail Use% Mounted on
    
    /dev/mapper/centos-root xfs        96G  957M   95G   1% /
    
    devtmpfs                devtmpfs  912M     0  912M   0% /dev
    
    tmpfs                   tmpfs     921M     0  921M   0% /dev/shm
    
    tmpfs                   tmpfs     921M   17M  904M   2% /run
    
    tmpfs                   tmpfs     921M     0  921M   0% /sys/fs/cgroup
    
    /dev/vda1               xfs       497M  161M  336M  33% /boot
    
    /dev/vdb1               xfs       100G   33M  100G   1% /data_disk ←追加分
  13. 自動マウントの設定
  14. /etc/fstabファイルを編集し、起動時に自動的にマウントするよう設定します。
    ※下の例を参考に、作成したファイルやマウントポイント、ファイルシステムタイプ等を記述し、設定を保存してください。

    # vi /etc/fstab
    
    ~省略~
    
    /dev/vdb1                    /data_disk   xfs defaults        0 0   ←追加した行