初めての方向け:WebARENA IndigoGPUの利用開始方法をご紹介
本記事では、WebARENA IndigoGPUの利用開始の方法をご紹介します。
基本的な操作のご案内となり、手順に沿って進むことでインスタンスの『作成』~『接続』までが完了するようなコラムとなっております。
1. はじめに
まずは、WebARENA IndigoGPUの開通通知を受領していることを確認してください。
続いてサービスのご利用開始にあたり、コントロールパネルのパスワードリセットが必要となります。
リセット方法は、下記の「パスワードリセットはこちらから」をクリックし、パスワードリセット画面へと遷移してください。ページ遷移後、ご連絡先メールアドレスを入力し、リセットボタンをクリックしてください。

パスワードリセット画面
ご連絡先メールアドレス宛に、『WebARENA パスワードリセットのご確認』メールが送付されます。
メール本文中に記載のURLにアクセスし、コントロールパネルのパスワードリセットをしてください。
パスワードのリセットが完了しましたら、コントロールパネルにログインし、サービスをご利用ください。

ログイン画面

コントロールパネルログイン後画面
2. インスタンスの作成
コントロールパネル画面の左側に表示されるメニューから①「インスタンス作成」をクリックします。
始めてインスタンスを作成する場合、まずSSHキーの作成が必要となります。
②【SSHキー作成】をクリックしてください。

左メニュー③「SSHキー」に遷移し、SSHキー作成画面が表示されます。
④『認証情報』のテキストボックスに任意の文字列を入力し、【作成】をクリックしてください。
SSHキーの名称として入力可能な文字列は、4文字以上50文字以下の半角小文字のみです。

SSHキーの作成が完了したら、⑤『登録済みSSHキー』に作成されたSSHキーのリストが追加されます。

SSHキーが作成されている事を確認したら、左メニュー⑥「インスタンス作成」をクリックしてください。
⑦インスタンス名のテキストボックスに、任意の文字列を入力し、【次へ】をクリックしてください。
インスタンス名として入力できる文字列は、4文字以上32文字以下の半角小文字英数のみです。

コントロールパネルログイン後画面
SSHキーの選択画面が表示されます。
⑧作成済みのSSHキーがプルダウンメニューで表示されるので、選択の上【次へ】をクリックしてください。

インスタンスタイプの選択画面が表示されます。
⑨利用したいインスタンスタイプの【選択】ボタンをクリックしてください。

料金プランの選択画面が表示されます。
⑩インスタンスに適用する料金プランを選択し、【次へ】をクリックしてください。
※作成されたインスタンスの料金プランは変更する事が出来ませんのでご注意ください。

インスタンス作成の確認画面が表示されます。
⑪インスタンス名・SSHキー名・インスタンスタイプと料金プランの内容をご確認ください。
内容に問題なければ、⑫『内容を確認しました』のチェックボックスをチェックして、【作成】ボタンをクリックしてください。
※インスタンスの作成完了までは、状況により十数分ほど時間がかかる場合があります。

画面が切り替わり、左メニュー、⑬「インスタンス作成」画面内の『会員インスタンス』一覧に、⑭作成したインスタンス名が表示されていれば、インスタンスの作成は完了です。
作成直後はインスタンスは停止状態です。【起動】をクリックすると、IPが割り振られてインスタンスが起動します。
※インスタンス起動後、接続状態になった時点で課金が開始されます。

3. インスタンスへ接続
インスタンスへ接続[3-3]する前に、事前準備[3-1,3-2]が必要です。
手順に沿って、準備を行ってください。
3-1. アクセスサーバー用秘密鍵の保存
左メニュー①「SSHキー」をクリックし、インスタンスへの接続方法にある②【アクセス鍵ダウンロード】ボタンをクリックしてください。

ローカルPCに “ackey.txt” がダウンロードされます。
ローカルPC上に、下記のフォルダ配下に「.ssh」フォルダを新規作成して、ダウンロードした “ackey.txt” を保存します。
新規フォルダ作成する場所は、PC>ローカルディスク(C:)>ユーザー>ご自身のユーザー名のフォルダです。
例) sample_userというユーザー名の場合
C:\Users\sample_user\
上記、ローカルPCのユーザーのフォルダを開き、フォルダがないところで右クリックをします。
「新規作成 > フォルダ」をクリックし、 “.ssh” という名前のフォルダを作成してください。

ダウンロードされた “ackey.txt” を、.sshフォルダ配下へ保存してください。
※sample_userの場合は、以下がフォルダ名になります。
C:\Users\sample_user\.ssh

3-2. インスタンス用秘密鍵の保存
アクセスサーバー用秘密鍵を保存したら、同じ画面からインスタンス用秘密鍵をダウンロードします。
①ダウンロードする秘密鍵 のプルダウンメニューから、使用する秘密鍵を選択し、【インスタンス鍵ダウンロード】ボタンをクリックしてください。

ダウンロードされた “mykey.txt” を、.sshフォルダ配下へ保存してください。
※sample_userの場合は、以下がフォルダ名になります。
C:\Users\sample_user\.ssh

3-3. WindowsPCからインスタンスへ接続
コントールパネルからインスタンスを起動します。
左メニュー①「インスタンス作成」画面から、接続したいインスタンスの②【起動】をクリックします。

ポップアップが表示され、起動実施の確認メッセージが表示されます。
内容に問題がなければ、③『内容を確認しました』のチェックボックスにチェックを入れて、④【起動する】ボタンをクリックしてください。
※インスタンス起動後、接続状態になった時点で課金が開始されます。

インスタンスの起動処理中は、IPアドレス欄は Pending と表示され、起動が完了したら、IPアドレスが表示されます。

インスタンスへ接続するためのクライアント端末のOSには、WindowsOS、MacOS、LinuxOSを利用することができますが、以下ではWindowsOSのクライアント端末からアクセスする方法です。
ローカルのWindowsPCでターミナルを起動します。
※インスタンスへの接続には2つのターミナルを起動する事になります。
1つめに開くターミナル(以下、ターミナル1)は、ローカルPCのポートをアクセスサーバーを経由してインスタンスのポートに転送する役割になります。
2つめに開くターミナル(以下、ターミナル2)からローカルPCのポートに接続すると、ローカルポートからインスタンスのポートに転送され、インスタンスに接続ができます。

まず、ターミナル1を起動します。
起動したら、カレントディレクトリが C:\Users\sample_user> になっている事を確認します。
※sample_user”はお客様環境の作業ユーザーによって異なります。
問題なければ下記のコマンドを入力し、Enterキーをクリックします。
ssh -L 20122:[インスタンスIP]:22 -l user as-highreso.com -p 30022 -i .ssh\ackey.txt
※インスタンスIPは、コントロールパネルから確認出来ます。

SSH接続するか否かの確認が表示されますので("Are you sure you want to continue connecting(yes/no)")"yes"と入力後Enterキーを押下します。

ターミナル2を起動します。ターミナル1は閉じずに、作業を進めてください。
ターミナル2のコマンドは、ローカルPCのポートにアクセスするものです。
ターミナル2では下記のコマンドを入力し、Enterキーを押下してください。
ssh user@localhost -p 20122 -i .ssh/mykey.txt
コマンドを実行すると以下のメッセージが表示されるので「yes」を入力し、Enterキーを押下します。
※Are you sure you want to continue connecting(yes/no)"は初めてインスタンスにアクセスする場合に限り表示されます。
user@インスタンス名: ~$が表示されると、インスタンスへの接続が完了です。
