GPUインスタンスの作成~接続手順

本記事では、WebARENA IndigoGPUの利用開始の方法をご紹介します。
基本的な操作のご案内となり、手順に沿って進むことでインスタンスの『作成』~『接続』までが完了するようなコラムとなっております。

目次
1.はじめに
2.インスタンスの作成
3.インスタンスへ接続
3-1.アクセスサーバー用秘密鍵の保存
3-2.インスタンス用秘密鍵の保存
3-3.WindowsPCからインスタンスへ接続

1. はじめに

まずは、WebARENA IndigoGPUの開通通知を受領していることを確認してください。
続いてサービスのご利用開始にあたり、コントロールパネルのパスワードリセットが必要となります。
リセット方法は、下記の「パスワードリセットはこちらから」をクリックし、パスワードリセット画面へと遷移してください。ページ遷移後、ご連絡先メールアドレスを入力し、リセットボタンをクリックしてください。

パスワードリセット画面

ご連絡先メールアドレス宛に、『WebARENA パスワードリセットのご確認』メールが送付されます。
メール本文中に記載のURLにアクセスし、コントロールパネルのパスワードリセットをしてください。

パスワードのリセットが完了しましたら、コントロールパネルにログインし、サービスをご利用ください。

ログイン画面

コントロールパネルログイン後画面

2. インスタンスの作成

左メニュー「インスタンスの作成」をクリックします。
ステップに従って、各項目を選択します。
まず、『インスタンス名』の項目に、任意の“インスタンス名”を入力します。
有効なインスタンス名が入力されると、次のステップ 『GPUを選択』が表示されます。

GPUを選択したら、次のステップ 『ストレージを選択』が表示されます。

ストレージを選択 したら、『OSバージョンを選択』が表示されます。
OSバージョンを選択したら、『ソフトウェアを選択』が表示されますので、処理を進めてください。

ソフトウェアを選択したら、これまで選択したインスタンスの項目が表示されますので、内容を確認してください。

選択したインスタンスの内容に問題なければ、最後に『料金プランの選択』で“従量課金”もしくは“月額課金”を選択します。
インスタンス作成後、料金プランの変更は出来ませんので、ご注意ください。

『インスタンス用秘密鍵を選択』項目において、任意の"秘密鍵の名称"を入力し、「作成」ボタンをクリックします。

インスタンスに接続する際に使用する秘密鍵を選択し、「確認画面に移る」をクリックします。

「インスタンス作成の確認」の項目で、選択した内容を確認し、問題なければ作成をクリックします。

インスタンスが作成されている間、ステータスは 『Pending』状態となっています。
ステータスが『停止中』となったら、インスタンスの作成完了です。

インスタンスが『停止中』の間は、課金はされていない状態です。ステータスが『起動中』になった時点で課金が開始されます。

3. インスタンスへ接続

インスタンスへ接続する前に、いくつか事前準備が必要です。
手順に沿って、準備を行ってください。

3-1. アクセスサーバー用秘密鍵の保存

左メニューの「インスタンス管理」をクリックし、「インスタンスへの接続方法」の項目において、「アクセスサーバー用秘密鍵ダウンロード」のボタンをクリックします。

ローカルPCに “ackey.txt” がダウンロードされます。
ローカルPC上に、下記のフォルダ配下に「.ssh」フォルダを新規作成して、ダウンロードした “ackey.txt” を保存します。

新規フォルダ作成する場所は、PC>ローカルディスク(C:)>ユーザー>ご自身のユーザー名のフォルダです。
例) sample_userというユーザー名の場合
C:\Users\sample_user\

上記、ローカルPCのユーザーのフォルダを開き、フォルダがないところで右クリックをします。
「新規作成 > フォルダ」をクリックし、 “.ssh” という名前のフォルダを作成してください。

ダウンロードされた  “ackey.txt” を、.sshフォルダ配下へ保存してください。
※sample_userの場合は、以下がフォルダ名になります。

C:\Users\sample_user\.ssh

3-2. インスタンス用秘密鍵の保存

「ダウンロードする秘密鍵を選択」のプルダウンメニューから、作成済みの秘密鍵を選択し、「インスタンス用秘密鍵ダウンロード」ボタンをクリックします。

ダウンロードされた  “mykey.txt” を、.sshフォルダ配下へ保存してください。
※sample_userの場合は、以下がフォルダ名になります。

C:\Users\sample_user\.ssh

3-3. WindowsPCからインスタンスへ接続

コントールパネルからインスタンスを起動します。
左メニュー「インスタンス作成」画面から、接続したいインスタンスの【起動】をクリックします。

ポップアップが表示され、起動実施の確認メッセージが表示されます。
内容に問題がなければ、【起動する】ボタンをクリックしてください。

インスタンス起動後、接続状態になった時点で課金が開始されます。

インスタンスの起動処理中は、IPアドレス欄は Pending と表示されます。
起動が完了したら、IPアドレスが表示され、ステータスは 起動中 と表示されます。

インスタンスへ接続するためのクライアント端末のOSには、WindowsOS、MacOS、LinuxOSを利用することができますが、以下ではWindowsOSのクライアント端末からアクセスする方法です。

ローカルのWindowsPCでターミナルを起動します。

インスタンスへの接続には2つのターミナルを起動する事になります。

1つめに開くターミナル(以下、ターミナル1)は、ローカルPCのポートをアクセスサーバーを経由してインスタンスのポートに転送する役割になります。
2つめに開くターミナル(以下、ターミナル2)からローカルPCのポートに接続すると、ローカルポートからインスタンスのポートに転送され、インスタンスに接続ができます。

まず、ターミナル1を起動します。
起動したら、カレントディレクトリが  C:\Users\sample_user> になっている事を確認します。

sample_user”はお客様環境の作業ユーザーによって異なります。

問題なければ下記のコマンドを入力し、Enterキーをクリックします。

ssh -L 20122:[インスタンスIP]:22 -l user as-highreso.com -p 30022 -i .ssh\ackey.txt

インスタンスIPは、コントロールパネルから確認出来ます。

SSH接続するか否かの確認が表示されますので("Are you sure you want to continue connecting(yes/no)")
"yes"と入力後Enterキーを押下します。

ターミナル2を起動します。ターミナル1は閉じずに、作業を進めてください。
ターミナル2のコマンドは、ローカルPCのポートにアクセスするものです。
ターミナル2では下記のコマンドを入力し、Enterキーを押下してください。

ssh user@localhost -p 20122 -i .ssh/mykey.txt

コマンドを実行すると以下のメッセージが表示されるので「yes」を入力し、Enterキーを押下します。

Are you sure you want to continue connecting(yes/no)"は初めてインスタンスにアクセスする場合に限り表示されます。

user@インスタンス名: ~$が表示されると、インスタンスへの接続が完了です。

その他の関連記事を見る