【重要】OpenSSHに発見された脆弱性について(CVE-2024-6387)
株式会社NTTPCコミュニケーションズ
2024年7月10日
平素はWebARENAをご利用くださいまして誠にありがとうございます。
この度、OpenSSHに関して、緊急性の高い脆弱性が報告されました。
下記の条件に合致するお客さまは、ご対応を実施されることを推奨いたします。
■対象サービス
WebARENA Indigo
WebARENA IndigoPro
WebARENA SuitePROV4
■対応が必要となるお客さま
- 各Linux系OSを利用している。
※Ubuntu, Rocky Linux, AlmaLinux, CentOS Stream, Debian等 - 脆弱性の影響を受けるバージョンのOpenSSHを利用している(OpenSSH 8.5p1から9.7p1)。
- ご利用の仮想サーバーをインターネットへ公開している。
- インターネットからSSHサービスへのアクセスを許可している。
■CVE-ID
CVE-2024-6387
■内容
本脆弱性により下記の影響を受ける可能性があります。
「遠隔の認証されていない攻撃者によって、root権限で任意のコードを実行される」
詳細は下記のサイトをご確認ください。
https://jvn.jp/vu/JVNVU97253999/
https://www.qualys.com/regresshion-cve-2024-6387/
■対応方法
各OSベンダーが提供する情報を確認の上、ご対応をお願いいたします。
Ubuntu
https://ubuntu.com/security/CVE-2024-6387
Rocky Linux
https://rockylinux.org/ja/news/2024-07-01-openssh-sigalrm-regression
AlmaLinux
https://almalinux.org/blog/2024-07-01-almalinux-9-cve-2024-6387/
Debian
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2024-6387