共用サーバー(SuiteX)との違い
メールサーバー「メールホスティング」と共用サーバー「SuiteX」の違いやおすすめの併用方法、SuiteXからの移行方法について紹介します。
「メールホスティング」と「SuiteX」の違いとは?
メールホスティングは、安定性をコンセプトに開発されたメール特化サーバーなので、SuiteXとはここが違います。
安定性が高い!
設備の冗長化とVPSサービスで培った仮想化技術の応用によるメールサーバー環境の独立性を高めることで、格段に安定性を向上させています。
セキュリティ機能が豊富!
メールに特化したサービスとして、メールセキュリティ機能の強化に力を入れています。今後も日々進化する脅威に対応し続ける対策にご期待ください。
■メールホスティングならではのセキュリティ機能
「メール接続元IPアドレス制限」「パスワード有効期限」「ユーザー転送設定制限」」「DKIM/SPFフィルタ」など
メーリングリストが使いやすい!
メーリングリストの作成ができるだけではなく、ビジネス用途で便利な機能を充実させています。作成できるメーリングリスト数は、100~500個までと大幅に拡張しています。
■メールホスティングならではのメーリングリスト機能
「メーリングリスト管理者機能」「メンバー検索機能」「コメント機能」「メーリングリストの入れ子」など
機能で比較
(2024年12月10日現在)
メールホスティング | SuiteX V2 スタンダード | ||
---|---|---|---|
提供基盤 | 設備の冗長化 | ○ | × |
メール環境の独立性 | ○ 専用(仮想化) | × 共用 | |
IPS/ファイアウォール | ○ | ○ | |
セキュリティ | ウイルス/スパムチェック | ○ vade社製品採用※ | ○ vade社製品採用※ |
ホワイトリスト・ブラックリスト | ○ | ○ | |
隔離メール自動削除 | 「自動削除なし」 、「7日 経過」、「14日 経過」、「30日 経過」、「90日 経過」から選択可 | 「14日以前」で固定 | |
メール接続元 IPアドレス制限 |
○ POP3、IMAPにおいて接続可能なIPアドレスを制限可能 | × | |
添付ファイル自動暗号化(誤送信対策) | ○ | × | |
ユーザー転送設定制限 | ○ ユーザーに設定許可、設定禁止から選択可能 | × | |
パスワード有効期限 | ○ 「無期限」、「3ヵ月」、「半年」、「1年」から選択可能 | × | |
送信ドメイン認証 | ○ SMTP over SSL(SMTPs)、 SMTP STARTTLS、 POP over SSL(POP3s)、 IMAP over SSL(IMAP4s) ※TLS1.0、1.1、1.2に対応 |
○ SMTP over SSL(SMTPs)、 SMTP STARTTLS、 POP over SSL(POP3s)、 POP STARTTTLS、 IMAP over SSL(IMAP4s)、 IMAP STARTTLS ※TLS1.0、1.1、1.2に対応 |
|
メールアーカイブ (自動BCC) |
○ | × | |
暗号化通信 | ○ | ○ | |
ファイル転送 | 大容量ファイル転送 | 〇 | 〇 |
サーバー機能 | サーバー機能 | メールのみ | メールとWeb、グループウエア、データベースなど |
DNS設定 | ○ | ○ | |
マルチドメイン | 20個 | メインドメインと合計10個 | |
メール機能 | メールアドレス数 | 200ID~1,000IDまで100ID単位で契約可能 | 推奨100メールアドレス程度 *1 (システム的制限は無し) |
ディスク容量 | 契約により、30GB~1,000GBまで選択可能 (全てメールで利用可) |
300/400GB (Webとメールで分割) |
|
受信プロトコル | POP3,IMAP | POP3,IMAP | |
Webメール | スマホ対応Webメール | スマホ対応Webメール | |
条件付き転送 | 〇 | × | |
メーリングリスト(ML) | メーリングリスト数 | 契約の「最大ID数」により、100~500個までMLの作成が可能 | 50MLまで |
メーリングリスト管理者 | ○ ML毎に管理者設定可能 | × | |
メーリングリストメンバー検索 | ○ 特定のメールアドレスがどのMLに含まれているか検索可能 | × | |
メーリングリストコメント機能 | ○ ML名や登録アドレスに対し、用途や氏名などのメモが可能 | × | |
メーリングリストの入れ子 | ○ | × |
*1平均的なメール流量下にて利用可能なNTTPC推奨値
※VadeはVade France SASのフランス国内およびその他の国における商標または登録商標です。
「メールホスティング」と「SuiteX V2 スタンダード」のおすすめ併用方法
メールとWebで使い分け!
同一ドメインでメールだけでは無く、Webサーバーも公開したい場合、「メールホスティング」と「SuiteX」の併用がおすすめです。
メールホスティングのDNSでWebサーバーのIPアドレス記載が可能なため、メールサーバーにはより安定した「メールホスティング」Webサーバーにはコストパフォーマンスが高い「SuiteX」といった用途の特性に合わせた併用ができます。
現在SuiteXをご利用の場合、オンラインで簡単にメール機能だけをメールホスティングに移行できます!
※メールホスティングとの併用時にSuiteXのcgiでメールを送信する場合、SuiteX側での設定変更が必要となる場合があります。詳細は技術サポート窓口までお問い合わせください。
「SuiteX V2 スタンダード」から「メールホスティング」へのお乗り換え方法
現在SuiteXをご利用の場合、オンラインで簡単にメール機能だけをメールホスティングにお乗り換えできます!
メールホスティングへのデータ移行は無料でNTTPCが代行!
現在SuiteXをご利用の場合、データ移行作業をNTTPCが代行いたします。データ移行作業に、代行手数料などの料金はかかりません!
※メールホスティング新規お申し込みの初期料金、基本料金はかかります。
お申し込みはオンラインから簡単に!
SuiteXの管理画面(契約内容変更サービス)よりオンラインで簡単にお申し込みになれます。契約内容変更サービスの「メールホスティングへの移行」からお申し込みを進めてください。
※オンライン以外のお申し込みはできません。
※移行前に、移行可能データや移行の流れなど、詳細をご確認ください。 詳細はこちら。