メール基本機能

メールホスティングのメール基本機能について説明します。

メールアドレス数

ご契約の最大ID数(200~1,500)までメールアドレスを作成できます。

メールボックス容量

お客さまがご契約のディスク容量を、メールアドレスごとに1MB単位で割り当てることができます。

「AさんはあまりメールをしないけどBさんはたくさん使う」といった場合、「Aさんには50MB、Bさんには5GB」など、メールアドレス単位に自由に容量が割り当てできます。

機能スペック

  • 割り当てようとする合計値がご契約のディスク容量を超えると、警告が表示されます。

メーリングリスト(ML)

メーリングリストアドレス宛にメールを送ると、登録されているメンバー全員にそのメールが配信されます。

「******@お客さまドメイン」のメーリングリストを作成して、事前にメールアドレスを登録しておくことで、メールを送るたびに1人1人のメールアドレスを書く必要がなくなります。

ご契約の最大ID数により、利用できるメーリングリストの数は異なります。

最大ID数  200 300 400 500 600 700 800 900 1,000以上
メーリングリスト数  100 150 200 250 300 350 400 450 500

メリット

  • 社員全員のメールアドレスを登録して、社内周知、事務連絡などの情報を一斉送信できます。
  • お客さまのご注文をメーリングリストで受け付け。件名に通し番号をつけることもできるので、メール管理も簡単になります。
  • メーリングリストごとに、そのメーリングリストを管理する権限を持つメンバー(ML管理者)を設定して、リストの管理を利用者に任せることもできます。
  • メンバー毎にコメント機能で、名前や社名を付けることにより、誰のメールアドレスなのか判りやすく管理できます。
  • メーリングリストの入れ子が可能なのでより柔軟な運用ができます。

IMAP

IMAPを利用する事により、サーバー側でメール管理を行えます。
未読・既読管理、メールの振り分けや送信済みメールの確認などが異なったメーラーからアクセスしても、同じようにご利用になれます。

ご契約の最大ID数により、IMAP同時接続数は異なります。

最大ID数  200 300 400 500 600 700 800 900 1,000以上
同時接続数  100 150 200 250 300 350 400 450 500

Thunderbirdをご利用の場合、IMAP同時接続数を「 1 」 に設定変更することを推奨しています。

設備の片系故障時はセッション数が半分に減少する可能性があります。

メリット

  • 未読・既読メールがメールサーバー側に保存されるため、タブレットPC・スマートフォンなどを利用した外出先からのアクセスがより便利になります。
  • サーバー側にメールが保存されるため、クライアント端末が壊れた場合にもメールデータが失われません。

Submissionポート

インターネットプロバイダによっては、スパムメールの対策として、Outbound Port25 Blocking *1というメール送信の規制を行います。ご利用のプロバイダがこのOutbound Port25 Blockingを実施した場合は、設定を変更しなければメールホスティングのサーバーを 利用してメールの送信ができなくなる場合があります。このOutbound Port25 Blocking への対応として、メール送信(SMTP)時に Submission ポートもご利用できます。

メリット

  • ご利用のインターネットプロバイダがOutbound Port25 Blockingに対応している場合も、Submissionポートを使用することによって、メールホスティングのサーバーを経由してメールを送信できます。

機能スペック

  • 通常のメール送信(SMTP)ポートの25番ではなく、587番のポートを使用してメールの送信を行います。
  • メール送信時には、SMTP Authによる認証が必須となります。

インターネットプロバイダにより対象のサービスや範囲が異なりますので、詳細は各プロバイダにご確認ください。

*1Outbound Port25 Blocking スパムメールの対策として、メールの不正中継を防止するために、メール送信に制限を実施する方式。具体的には、インターネットサービスプロバイダのA社がこの方式に対応した場合、A社を利用してインターネットに接続しているお客さまは、A社のメールサーバー以外からはメールが送信できなくなります。そのため、メールホスティングを利用してメールを送信する際には、現在のメールソフトの設定を変更する必要があります。

送信時認証方式

メールを送信する際に他人のメール送信サーバー(SMTPサーバー)を利用して不正に悪質な迷惑メールを送るという被害が増えています。メールを送信した本人は不明で、メール送信サーバーの管理者やドメインの管理者に多くの苦情が届きます。メールホスティングでは「SMTP Authentication」という機能を用いてメール送信サーバーを第3者に不正に利用されることを防ぎます。

メリット

  • メールを送信する場合にメールサーバーにIDとパスワードを伝え認証を行います。
  • メールを受信する場合もIDとパスワードが必要になります。

機能スペック

  • 「SMTP Authentication」方式対応
  • 「Pop before SMTP」方式には対応しておりません

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