東京第7データセンター(勝どき)
東京第7データセンター(勝どき)レポート
1/4ラックから利用可能
東京第7データセンター(勝どき)の特長は、サービスの柔軟性の高さにある。 同センターでは、1/4ラックからサービスを提供している。
専用サーバーホスティングからのステップアップとしていきなり1ラックというのは敷居が高く、
サーバーの高密度化が進行している現在、スモールスタートが可能なのはありがたい。
一方で1ラックあたりの使用電力量には余裕を持たせてあり、2kVAから最大6kVAまで利用できる。
ブレードサーバーやサーバーのマルチコア化によって進展しているサーバーの高密度化にも対応し、
ユーザーの投資抑制にも応えられる。6kVA用のラックはサーバーの発熱量が増加しても安心なように、
排熱効率を高めるカスタマイズを行っている。
もちろん、各ラックに十分な電力を供給するために強力な電源設備を備えており、
室外水冷によって冷却された触媒をサーバールーム内の空調機に流す仕組みの空調も十分な排熱力を有している。
また、サーバールームは冷気を床下からラックに吐き出し、高い天井高によって熱だまりが発生しにくい設計になっている。
信頼の多重セキュリティ
セキュリティ面では入館時に受付で甲静脈の登録を行い、生体認証を受けて直径5センチはあろう鉄棒を
10本以上はめ込んだ回転式の頑丈なゲートをくぐってセンター内に入るため、共連れは不可能だ。
その他も要所要所でICカードによるアンチパスバックが行われるため、
入退館はもちろんサーバールームなど各エリアに誰がいるのかが正確に把握されている。
受付は24時間の有人体制であり、信頼できるセキュリティーが確立されている。
機能面、設備面でのこれらの魅力に加えて、人の手による運用サポートの充実が東京第7データセンター(勝どき)を際立たせている。
構築・監視・運用をワンストップで任せられるため、ユーザーの事情にあわせた自由なサービスの組み立てが可能だ。
マネージドサービスの障害対応もワンストップで24時間受け付けている。
データセンターの「新しいバリュー」
東京第7データセンター(勝どき)は昨年、特定非営利活動法人ASP・SaaSインダストリアル・コンソーシアム(ASPIC)が主催する
「第3回ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2009」で、IDC部門のバリュークリエイション賞を受賞している。
同賞はデータセンター事業に新しい事業モデルや付加価値を生み出しているデータセンターに贈られるもので、
東京第7データセンター(勝どき)の「都内オフィスからのアクセスに優れた東京都中央区に立地。
システムの構築・監視・保守をワンストップ提供する都市型ハイスペックデータセンター」というサービスの特長が評価されたものだ。
特に都市型データセンターでありながら「システムの構築・監視・保守をワンストップ提供」できる体制を整えているサービスはまだ少なく、
高度化、多様化する企業のアウトソーシングニーズに対応できる先進的なセンターといえる。
サーバールーム内を歩いて行くと、進むに従ってそれまで消えていた照明が自動的に灯る。
この人感センサー型の照明設備の採用をはじめ、電力の使用を抑えることで環境にも配慮したグリーンIT指向のデータセンターだ。
また、アメニティの側面でも、ユーザーの作業の便宜性を図るサービスが多数提供されており、
月額料金での会議室の貸し出しや、工具・マニュアル類を常備しておくためのロッカーの貸し出しなどが受けられる。
ぜひ、この充実したサービス環境を実際にご覧願いたい。
取材者プロフィール
狐塚 淳(JUN KOZUKA)
PC&ネット系編集を経てITライターに。毎年数十社のデータセンター事業者を取材しており、業界の動向や新技術にも詳しい。 『インターネット白書2010』『インターネットデータセンター調査報告書』(ともにインプレス R&D 刊)、 『データセンター完全ガイド』(インプレスビジネスメディア刊)などに寄稿している。
受賞歴
第3回 ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2009
IDC部門バリュークリエイション賞受賞
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DATA SHEET
名称:東京第7データセンター(勝どき)
所在地:東京都中央区/竣工:2002年2月/ 耐震・免震:ビル免震/セキュリティ:ICカード、生体認証、共連防止ゲート、監視カメラ