ロードバランサ
サービス概要
ロードバランサは、インスタンスに対する負荷分散機能を提供する有料オプションサービスです。2種の分散アルゴリズム(Least Connection、Source)を選択でき、インスタンス毎に、Active/Standbyの設定が可能です。
※インスタンスタイプが、ゾーン1の「新1G-SSDタイプ(KVM)」「新2G-SSDタイプ(KVM)」、およびゾーン2の「新1G-SSDタイプ(KVM)」「新2G-SSDタイプ(KVM)」については、ご利用になれません。
サービス仕様
- 基本サービス1契約内で作成されたインスタンスに対してのバランシングを行う
- ロードバランサと分散対象のインスタンスの通信はグローバルIPでの通信
- ロードバランサ1台にグローバルIPが1つ付与される
- ロードバランサ配下に割り当てられるインスタンスは20台までを想定
インスタンスの設定 | Activeインスタンスの負荷分散方法の設定 | |
---|---|---|
Active/Standby | Least Connection | スティッキーセッション有効 |
スティッキーセッション無効 | ||
Source |
■Active/Standby
インスタンスに対し、 ActiveまたはStandbyの設定ができます。
通常時はActiveなインスタンスにのみトラフィックが流れ、Activeなインスタ ンスに障害が発生した場合に、Standbyのインスタンスに切り替わります。
Activeのインスタンスが複数台ある場合には、Active設定のインスタンス全てに障害が発生した場合に、 Standbyのインスタンスに切り替わります。
■Least Connection
Activeに設定されているインスタンスへの負荷分散方法を「コネクション数」によって決定する方式です。Activeなインスタンスの中でコネクション数が少ない方にアクセスを振り分けます。「スティッキーセッション」を有効にすれば、セッション情報をcookieに書込み、同一セッション単位で割振るインスタンスを固定できます。
■Source
Activeに設定されているインスタンスへの負荷分散方法を「アクセス元のIPアドレス」によって決定する方式です。アクセス元のIPアドレスが同一の場合、前回アクセスを振り分けたインスタンスにアクセスを振り分けます。