仮想UTM
仮想UTMオプションは、VPSにFortiGate仮想アプライアンスを組み合わせたUTMオプションです。
ファイアウォール機能に加え、Webアプリケーションなどへの攻撃を検知・防御するWAF、IPSやアンチスパム、アンチウイルスなどの統合的なセキュリティ機能を提供し、仮想専用サーバーのセキュリティを強化することができます。
また、UTMのコンフィグインポート・エクスポートやバージョンアップ、FortiGateの再起動、UTMの監視などをお客さま自身で行うセルフマネージド型サービスです。

設定例
お客さま仮想サーバーの用途に応じたUTMでの防御例を紹介します。
①Webサイト(ECサイトなど)のセキュリティ対策
Webサイトに対する攻撃にはWAFで防御

暗号化された通信を利用した不正アクセスの場合にも、パケットの中身を検知することができます。
※お客さまによるSSL証明書の設定が必要です。
②メールのセキュリティ対策
メールに対する攻撃は、アンチウイルス/アンチスパムで防御

仕様
| 提供単位 | 1仮想UTM(VDOM)、最大5サーバーまで収容可能 |
|---|---|
| インターネット回線 | 共用1Gbps回線 |
| セルフマネージド機能 | FortiGateコンフィグのインポート・エクスポート、バージョンアップ、FortiGateのリブート |
| WAF |
次のような攻撃を防御
|
| ファイアウォール機能 |
|
| 侵入検知/防御(IPS) |
|
| SSL/TLS通信 |
対応 |
| SSL証明書 | インポート可能 |
| アンチスパム | スパム検知、フィルタリング |
| アンチウイルス | ウイルス付メールを遮断 |
| ロードバランス | ロードバランス、HTTPマルチプレキシング |
| UTM管理サイト | FortiGateのWebベースの管理画面を提供 |
| ログ | UTM管理サイトにてログの閲覧可能 |
| 提供時の設定ポリシー、シグネチャ | サービス共通 ※NTTPCでカスタマイズは行わない |
| 提供後のサポート | なし |
※収容できるサーバーは、仮想UTMご契約と同一リージョンのSuitePRO V4サーバーのみです。
注意事項
- 本オプションは、アンマネージドサービスです。提供後の設定や運用管理はお客さま自身でお願いします。
- 2023年2月15日現在、本オプションをご利用の場合、サーバー管理コントロールパネルからの「DNS逆引き設定」、「セカンダリDNS登録依頼」はご利用になれません。
「DNS逆引き設定」、「セカンダリDNS登録依頼」を行いたい場合は、「SuitePRO V4オプション申込書」へ記入のうえ、お申し込みください。 - 仮想UTMのみ解約される場合、解約処理に伴いお客さま仮想サーバーのネットワーク設定が再読み込みされます。解約をされる際は、仮想サーバーのネットワーク設定を予めご確認ください。
ご利用料金
- 料金の詳細は料金ページをご確認ください。
お申し込み方法
※FortiGate®は、Fortinet, Inc. の登録商標です。

